「子どもがかんしゃくを起こす」
「興奮して大声を出すことが多い」
「寝つきが悪い」
幼児期の子育てでこんな悩みを持っている方は多いと思います。
しかし、少しの工夫と時間で「子どもの気持ちを落ち着かせる」ことはできます。
理学療法士として15年以上勤務。
筋肉や呼吸についてとことん勉強し、3人の子育てをしていたからこそたどり着いた方法です。
その方法は、『幼児期こそベビーマッサージでこどもと接している時間を増やす』ということ!
「子どもが興奮して寝つきが悪い」と悩んでいる方は是非実践してみて下さい。
マッサージの効果
・筋肉の緊張が和らぐ
・呼吸数・心拍数の安定
・胸を開くことで深い呼吸(深呼吸)ができる
・タッチング効果で精神的安定
このようなことから、身体的にも精神的にも安定することができます。
子どもは安心することで、
「興奮して大声を出すこと」や「かんしゃくを起こすこと」が少なくなります。
寝る前に布団の上でマッサージをやれば、安心して寝つきも良くなります。
マッサージのやり方
ベビーマッサージを習ったことがある方もいると思います。
ベビーマッサージは基本裸で行っていたと思いますが、幼児期は服の上からでも大丈夫です。
筋の緊張は洋服の上からでも和らげることは可能です。
【方法1】
・服の上からでもオッケー
①子どもを仰向けにする
②体の中心から外側に向かって、優しく圧をかけながら撫でてあげる
腕:肩から手に向かって
胸:胸の中心から肩に向かって、胸を広げるように
おなか:円を描くようにやさしく
足:足の付け根から足首に向かって
③手首や足首はゆっくり2~3回回してあげる
④手のひらは、自分の親指で少し圧をかけてマッサージ
⑤うつぶせにして背中や足の裏もマッサージ
背中:背中の中心から外側に向かって
足:足の付け根から足首に向かって
足の裏:自分の親指で少し圧をかけてマッサージします。
【方法2】
お風呂上りにクリームを塗るついでに行ってもいいと思います
①マッサージをすると声をかけてあげます
②いつもより丁寧に少し圧をかけながら塗っていきます
③クリームを塗るときは体の中心から外側に向かって塗ります
④手のひらや足の裏は自分の親指で圧をかけてあげます
【方法3】
もっと簡単に
①手のひらや足の裏を圧をかけてマッサージ
手のひらや足の裏は感覚が敏感です。
親指で少し圧をかけながらマッサージをしてあげるだけでもいいと思います。
まとめ
今回はマッサージの効果と方法について解説しました。
マッサージをするだけで子どもは落ち着いてきますし、寝つきも良くなります。
『幼児期こそマッサージでこどもと接している時間を増やす』ことが大切です。
是非実践してみて下さい。
子どもが落ち着いてきたら、集中力を高めるために姿勢にも気を付けてみましょう。
以下の記事では「子どもの姿勢を良くする方法」について解説していますので、
こちらもあわせて読んでみて下さい。
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