仕事柄、たくさんの高齢者の家を見てきました。
リビングはモノであふれ、ボールペンがペン立てに何本もある。
廊下が荷物で狭くなって、家に帰れない高齢者もたくさんいるのが現状です。
モノが多すぎると危険がいっぱい

・二人暮らしなのに家具が大きすぎる
・リビングに大きな食器棚があり、歩くスペースが狭い
・食器棚の中には数えきれないたくさんの食器がある
・廊下はモノがあって通れない
・一部屋がモノであふれている
・何人分?ってほどの座布団がでてくる
これは、実際にkaeru@が見てきた家の一例です。
理学療法士として、患者様の自宅を訪問します。
退院して家に帰るときに、必要な歩行器や車いすの提案、手すりの設置指導、
家の中の使いやすい導線の指導、自主練習の指導など様々なことを行います。
ここで、1番問題になってくるのがモノが多すぎる問題です!
「歩行器を使用したくても、モノが邪魔で廊下が通れない。」
「家具が大きすぎて、入り口が狭い」
「床にモノがたくさんあって転倒の危険がある」
「寝室にモノが多すぎてベッドが置けない」
こんな理由で、結局家に帰るのをあきらめて、施設に入所する高齢者もたくさんいます。
モノを減らせば、自宅で生活することもできるのに、、
モノが多すぎると危険がいっぱいだし、自宅に帰ることもできない。
悲しい現実があります。
モノを減らせない理由

そんな方々になぜモノを減らさないのか質問してみると、
「家具を減らすなんて考えたことがない」
「ここにあるのが当たり前になっている」
人に指摘されて初めて
「たくさんの家具がいらないことに気が付いた」こんな高齢者もいます。
また、
「減らしたいけど体力的に無理」
「片付けたいけど体が言うことを聞かない」
「体が弱くなって、他のことは考えられない」
と言った、体力的に困難になっている高齢者もたくさんいます。
人は体力が衰えると他のことは考えられなくなります。
自宅を『終の棲家』に出来るように

「モノが多すぎて自宅に帰れず施設に入所することになった」
そうならないためにも、元気なうちにモノを減らすことは大切です!
必ず、体力の低下や身体機能の低下は起こります。
その時に困らないように今、モノを減らしておくべきです。
『いらない食器・着れない洋服・大きすぎる家具・アルバム・プリント』
どうしても減らせないなら、自分が高齢になったときのことを考えてみて下さい。
「モノが多すぎて自宅で暮らせないなんていやだー!!」
将来のことを考えながら、家中のいらないモノを減らしてみてください。
減らす習慣が知りたい方はコチラ↓

まとめ
モノが多すぎる家について解説しました。
ぜひ、この機会にいらないモノを処分してみて下さい。
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